助産師に必要な資格について

助産師になるには、助産師資格とは別に看護師資格を取得しなければなりません。流れとしては、最初に看護師国家試験に合格し看護師資格を取得したのち、助産師過程コースに進む必要があります。そのため、助産師になる道のりは長くなるのですが、最短で免許を取るためには、助産師過程が設けられている看護学校に入学することをおすすめします。

助産師になるために看護師資格が必要なのはなぜだろう、と疑問を抱く方もいるかもしれませんが、助産師の仕事は看護師の上をいった業務といっても過言ではないことが理由に挙げられます。助産師の主な業務であるお産の介助は医療行為であり、看護師の資格を持っていない間の実習期間に関しては医療行為が出来ないので、ほぼ見学で終わってしまいます。つまり、実習をする上でも、助産師として仕事をするにしても、看護師の資格を取得することが必須ということになるのです。

助産過程コースでは、学校で技術や基礎知識を学んだのち実習をするのですが、1人の妊婦さんに寄り添い1週間毎の検診や、保険指導、分娩介助、退院後の母子ケア、一ヵ月検診など、助産師の仕事を通じて担当の助産師のもとで一通り業務を行います。それを一回として、10例の実習の経験を積む必要があります。また、助産師資格を取るには、基礎助産学の他に、地域母子保健、助産診断・技術学、助産管理の4項目があり、すべてのカリキュラムを取得したのち、ようやく助産師国家試験を受験し合格して初めて助産師として働くことができるようになります。